リマッチド作業
2/3サイズIB1200バッテリーも、もう入手してかれこれ1年半以上経つ、
ここ最近の練習走行会でパワー落ちを実感、そこで2/3サイズIB1200バッテリーを
リマッチドする事にした。
当然、購入使用時はノーマッチドである為、このバッテリー達は今回初のマッチド作業となる。
「やっぱり2/3サイズとは言え、されどバッテリーである事を実感する。」
2/3サイズとは言え、駆動系バッテリーならマッチドは必要の様です。
ばらつきが多いと、まともなバッテリーをも痛めてしまうからです。
使用機材は以下の通り
- 充電器:
TURBO35BL バージョン5.70
- 充
電器:TURBO35BL
ステルス バージョン5.70
- ス
トレート フォートレス
- イー
グル 1Aオートカットディスチャージャー #1426
- オリジナル0.5A放電器(単セル用)
- イー
グル 単セルホルダー #1831
設定値
「TURBO35BL」
充電:1A
ロングロックアウト:ON
デルターピーク:0.01v
ターボフレックス:ON レベル5
「フォートレス」
放電:1st3A / 2st3A / 3st3A
(今回は2.5C放電値としています。)
オートカット電圧:0.9v
IB1200バラセル測定の一例です。
DryHop製
バッテリー 5セル パックA
DryHop製
バッテリー 5セル パックB
DryHop製 バッテリー 5セル パックC
(このパックが一番調子が良かった物です。やはり他のパックと比べても歴然です。)
イー
グル製 バッテリー 5セル パックD
(
#2418受信機用パック改)
DryHop製 バッテリー 6セル パックE
上記のバッテリーパックA/B/C/D/Eの、各データーを見れば一目瞭然!
各セルで、こんなにばらつきが出ています。
これじゃパワーも出ない、長時間走れないのも当然です。
bPのセルなんか死に掛けています・・・。
パック毎に、1〜2セルほど不調の物がやはり出始めています。
調子の悪いセルに限って、ダラダラと放電するのは許せませんね・・・。
一言断っておきますが、上記のイー
グル製はデーター上では非常に悪く見られますが、
これは自分の過酷な実験に使用され
た為だと思われます。
よって、ブランドによる個体差では
ない事をご理解下さい。詳しくは下記をお読み下さい。
頑張って、全てをリマッチドします。
ps
今回、IB1200バッテリーを1年半以上使用して、色々な実験から分かった事をご紹介したいと思います。
まず今回分かった事は、1つは放電には自然放電と、メカニカル放電でバッテリーに与える影響が違うと言う事です。
自然放電とは、字のごとく自然に電気が抜ける事です。
メカニカル放電とは、人の手で放電する事です。
(この場合のメカニカル放電は、放電器や走行によって電気を抜く事を言います。)
特にインテレクトバッテリーシリーズは、過放電に弱いと言われてきましたが、自分が所有するIB1200やIB4200に至っては、
自然放電による過放電では、パック単位で見た場合、劣化は穏やかだと言え完全には死なないと言う事です。
(パック単位で、1セル位調子の悪い物も出ますが、これはおそらく個体差だと思われます。)
次がもっとも重要です。メカニカル放電では、+極と−極が通電するわけですから、電流や電子の移動があるのは皆さんも
ご存知かと思いますが、このメカニカル放電による電流や電子の移動による化学変化による物と考えられる劣化が、
もっとも大きい事が今回分かりました。いわゆる「過放電」です。
上のグラフパックA〜Cは「自然放電による過放電」はある物の、メカニカル放電による過放電は1度も無い物に比べ、
グラフのパックDは「自然放電による過放電とメカニカル放電による過放電」両方あり酷使したバッテリーパックです。
自然放電でも、「過放電現象」はおきますが、メカニカル放電の様に電流や電子の移動による
バッテリーその物に対しての影響を受けていないと考えられます。
つまり、自然放電で過放電するよりも、メカニカル放電での過放電の方がバッテリーの劣化が早いと言う事が今回の実験で分かりました。
1点気をつける事は、自然放電を繰り返すとバッテリーはメモリー効果を起こしやすくなります。
バッテリーも、寝たっきりにさせないで、「適度な運動」も必要です。
IB1200の結論
1、インテレクトバッテリーシリーズでは、保管の際規格容量(mAh)の約半分以上充電し保管すると良い。
(内部抵抗の低いセルパックでは、自然放電のスピードも速いので多少多めに入れると良いから。)
2、充電の際、IB1200では1A(カット電圧1v/セル)程度で放電してから、1A充電(品質にもよるが、
デルターピークカット0.05v/パック前後)最大でも2A充電までが好ましい。
3、通常走行後保管の際は、1A(カット電圧1v/セル)程度で放電してから規格容量(mAh)の約半分以上充電し保管すると良い。
(この場合、実験結果からも自然放電しても劣化は少ない。)
4、アンプなどで、電圧監視機能付の商品なら、
6
セル時カット電圧5.4V以下にならない様にセット、
又は5
セル時カット電圧4.5V以下にならない様にセットすると安全で良い。
5、新品バッテリーでの慣らしや、長期保管で起こしが必要な時以外は、
メ
カニカル放電にてカット電圧0.9v/セル以下では過放電しない事、
理
想は電圧カット値セルあたり1v前後が一番状態が良いようです。
も
し、コン
ディション放電等で0.9v/セル前後放電した際は、放電終了後すぐに規格容量(mAh)の約半分以上充電する事。
*カット電圧0.9v/セル前後で放電後は、絶対にそのままで放置にないようにしてください。
以上の事から、自然放電よりもメカニカル放電の方が、バッテリーにダメージを与えやすく怖いと言う事です。
*上記実験データーは、新品時にちゃんと慣らしを済ませた物です。
充放電での参考値は、慣らしを終了した物に限ります。
実験に際して個人的データーにて、セルの数や条件が多少異なる為、完全な実験結果だとは言えませんが、
大よその判断材料又は参考になりうる程度ものだと言う事をご理解下さい。